IT王国インド
現在世界中でインド出身のIT技術者が活躍しており、グーグルやマイクロソフト、IBMでもインド出身の最高経営者(CEO)となったことが話題となりました。
我が日本でも、少し前にソフトバンクグループの社長にインド出身者が社長に就任したことがありました。
このように、IT企業でインド出身者が重用されているのは何故かというと、1つには、算数教育が進んでいるからとも言われています。中でもかけ算は2桁×2桁のかけ算まで教えられるということがあります。
我が子を算数に強い子になってほしいのは、誰もが思うところなので、ぜひお子さんにもインド式のかけ算を教えて上げて、算数に強い子に育てましょう。
インド式かけ算のしくみ
インド式かけ算のしくみは、日本のように丸暗記をするのではなく、どうやったら効率よく答えを導き出せるかを考えながら学んでゆくところに、ポイントがあります。
ここでは11×12の解き方を例にどのように、計算すれば、丸暗記ではなく、覚えられるかを解説していきます。
方法さえ分かってしまえば、11~19に11~19を掛けた値がすぐに答えられるようになります。計算方法さえ覚えれば、5分もあれば全てのパターンに答えられるようになるので、かけ算のように丸暗記する必要がなくなります。
それでは、インド式かけ算のしくみです。
11×12の場合、まず11に掛ける12の1の位を足して10を掛けます。(①11+2=13×10=130)
次に、それぞれの1の位を掛けます。(②1×2=2)
最後に①と②を足して、132の答えを出します。
これだと少ししくみが分かりにくいので、図で表すとこのようになります。
11×12を分解します。まずは、11を10と1に分けて、10のブロックを作ります(青色の部分)。その後、11を10とその残りに分けた10個分(ピンクの部分)を先程の青のブロックの横に移動します(下の図)。そうすることで、10で掛けられる13×10ができるので、最後に残った、1×2(オレンジの部分)を足して、11×12=130+2=132となります。
インド式かけ算プリント
11の段
12の段
13の段
14の段
15の段
16の段
17の段
18の段
19の段
インド式かけ算問題集
インド式かけ算のしくみをマスターしたら、確認のために、問題をたくさん解いて確認しましょう。
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