ローマ字表記については、訓令式とヘボン式表記がありますが、小学校で主に学習する、訓令式の表記で作成してあります。
ローマ字には、訓令式とヘボン式の2つの表記方法があり、訓令式は日本の多くの教育機関で教えられています。一方、ヘボン式は、身近な所であれば、パスポートの表記が、旅券法施行規則第五条第2項「旅券の記載事項」によって、ヘボン式で表すようにされています。
元々、明治時代に様々なローマ字表記が乱立しており、混乱を収めるため、1937年(昭和12年)に公式なローマ字として訓令式が定められました。
ちなみにこの訓令式の語源ですが、これは、「1937年9月に第1次近衛内閣が発した昭和12年内閣訓令第3号」によって、公式と定められたため、ここから訓令式と呼ばれています。
その後、戦後GHQによって駅名や路線図にはヘボン式を利用するように指示されたこともあって、ヘボン式がまた広まりましたが、1962年、国際標準化機構(ISO)に日本の公式ローマ字は「訓令式」が登録されました。
このような歴史があり、パスポート、駅名の表記はヘボン式で表記されていますが、学校で教育されるのは訓令式となっています。大人だと、ローマ字の表記はいろいろある程度にしか認識しておらず、あまり意識していない人も多いですが、駅などでローマ字表記をよく見てみるとおもしろいですね。(駅名は昔から表記している所では、訓令式のところもあるようです)
パスポートの表記については、現在では希望すればヘボン式でも登録できるように、旅券法が改正されています。
ローマ字練習(訓令式)
あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や・わ行
ら行
が行
ざ行
だ行
ば行
ぱ行
きゃ・しゃ行
ちゃ・にゃ行
ひゃ・みゃ行
りゃ・ぎゃ行
じゃ・ぢゃ行
びゃ・ぴゃ行
英語練習ノート
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